変化しました

昨日は暑かったですね。

関東は引き続き今日も暑いようですね。自分は今日明日は仙台で仕事です(現在移動中)。

腸内細菌の家族観比較と採便管中での微生物相の変化を検証したデータが出ました。

結果を簡単に説明しますと、、、

(1)ほぼ同じ食生活をしていても家族間で大幅に違う

(2)食事が変われば腸内細菌相も短期間で変化する

(3)採便管での常温保管では一部の微生物がわずかながら活性を示し、糞便中の細菌相が変化する

3Dのデータは細菌相が全体として似ているかをプロットしたものです(一般的には主座標分析とかuniflac解析と呼ばれています)

赤が自分、青が嫁さん、緑が2歳の息子のデータで、オレンジはコントロールです。

赤で二つのデータだけ違う場所に出現しています。これが前日の夜に辛いラーメンと餃子を食べ、自宅で赤ワインを飲んだデータです(つまり通常とは大幅に異なる食事)。

カラーバーのようなデータは得られたデータを微生物の属レベルまで分類して各サンプルごとに比率で示したものです。

テスト内容について少し説明します。

各人4条件です。

1.サンプリング後すぐに冷凍保管

2.サンプリング後採便管で1日常温保管→その後冷凍保管

3.サンプリング後採便管で3日常温保管→その後冷凍保管

4.サンプリング後採便管で7日常温保管→その後冷凍保管

noriko-1-4,teppei-1-4

自分のみ3反復やっているのと(koichiro-1-12)、上述前日外食してサンプリングが2反復(koichiro-13,14)

です。

後日動的な閲覧もできる詳しいデータを解析実施例としてアップいたしますので、少々お待ち願います。

test_160524-1