ゲノム解析・ショットガンメタゲノム解析(ロングリード)

サービス内容

ロングリードゲノム解析には以下のデータ量を推奨しています。

ゲノムアセンブル解析:ゲノムサイズの20倍以上
メタゲノム解析:6 Gb以上

ライブラリー調製方法には標準ライブラリの調製の他に、PCRを使用しない方法とインプットDNA量が少ない場合の調製方法もあります。それぞれの特徴について示します。

  メリット デメリット

PCR-free
PCRを用いないライブラリー調製)

PCRバイアスを避けてシーケンシングができ、精度の高い解析が可能 必要なDNA量が多い(濃度50 ng/μL以上、総量4 µg以上)

PCRあり
PCRを用いるライブラリー調製)

必要なDNA量が少ない(濃度5 ng/μL以上、総量200 ng以上) PCR増幅を行うため、PCRバイアスが生じる可能性がある


可能ですが、出力データ量は均等にならない場合があります。そのため、データ量に余裕を持ってプランを検討いただくことをおすすめします。

得られる塩基の正確性が圧倒的に違います。
PacBio Revioを用いたシーケンシング解析で取得できる「HiFiリード」はイルミナ社のショートリード以上の正確性なので、ナノポア社のリードと異なり、ロングリードのみでアセンブルができます。

PCR-freeの場合のみご提供可能です。追加費用は、2万円/サンプルとなります。

核酸抽出のみのご依頼はお受けしておりません。

はい。作業内容の詳細は作業報告書をご確認ください。

料金

10万円/サンプル(原核生物で8サンプル以上)~。最新の料金やオプションはサービスページを参照ください。
https://gikenbio.com/dnaanalysis/ngs/genome/pacbio/

見積書のご依頼は、見積依頼フォームへご入力ください。
https://gikenbio.com/quotations/

サンプル送付

PCR増幅ありの場合は、濃度5 ng/μL以上、総量 200 ng以上です。
PCRフリーの場合は、濃度50 ng/μL以上、総量 4000 ng以上です。

その他品質等の詳細は各ページまたはパンフレット(ちらし)をご確認ください。

データ解析

極端なGCリッチ/ATリッチの配列、PacBioのHiFiリードよりも長い反復配列の存在が考えられます。また、PCRありで解析している場合、PCRバイアスが影響を与えることもあります。

可能ですが推奨はしません。Pacbioのロングリードは、ショートリードで補完する必要はなく、ロングリードのみを使用した解析が推奨されます。

データベースへの登録代行はお受けしておりません。

メール・電話・WEBミーティングのいずれでも対応可能ですので、お気軽にご連絡ください。