エコラーバ®

エコラーバという商標登録が完了しました。今後は生物技研BSFプロジェクトではなく「エコラーバ®」というブランド展開を進めていきます。

ここ数年アメリカミズアブもペット向け配合飼料の主原料や、最近では乾燥ミズアブも販売され、国内でも認知度が向上しつつあります。餌にこだわったというような記載も見受けられますが、アメリカミズアブの最大の魅力は食品系廃棄物を餌とすることができる点です。アメリカミズアブの産業利用は海外でかなり進んでおり、ハッキリ言って日本は周回遅れです（っというかほぼスタートしていない）。南アフリカではすでに一年以上前からヨハネスブルグで発生した生ごみを飼料としてアメリカミズアブを大量に培養し、タンパク質や油脂を大量に生産しています。今まで焼却処分していた食品系廃棄物を付加価値物に変えるという流れが世界的に進んでいます。実はアジア圏でもすでに東南アジアや中国では大きなプラントが稼働しています。残念ながら現時点で日本はゼロです。

そのような背景から日本でもアメリカミズアブの産業化を根付かせたいという思いで「エコラーバ」という名前にしました。Eco+Larva（幼虫/幼生）です。

でも爬虫類や両生類向けに今後成虫も販売していきます。

また、海外では既にいくつかのブランド名が確立されています。一番有名なのが「Phoenix Worms®」だと思いますが、これ以外にも、「Calciworms®」や「Reptiworms™」などもあります。