良質な植物性食品廃棄物で育てた、人にも動物にもおいしいアメリカミズアブ
エコラーバ®は、株式会社生物技研が生産する高品質のアメリカミズアブです。
アメリカミズアブ(Hermetia illucens)は世界でもっともメジャーな食用昆虫のひとつで、爬虫類や鳥などのペット用飼料としても人気があります。ハエ目に属する雑食性昆虫で、生ごみ等で比較的簡単に養殖することが可能です。分解能力に優れて生育も非常に早く、フードロス対策、食品リサイクルの面から期待されています。他にはBSF(Black Soldier Fly)、フェニックスワームなどど呼ばれています。
エコラーバ®は、提携の食品工場から排出された食品廃棄物を用いて養殖されています。食品廃棄物の中でも植物性のものだけを使うことにこだわっています。例えば豆腐工場から排出される国産大豆100%のおから。新鮮で品質が安定していることが特徴です。そのためエコラーバ®は嫌なにおいが無く、ナッツのような香ばしい風味がします。
株式会社生物技研は遺伝子解析が本業ですが、2018年頃から新規事業としてアメリカミズアブの養殖技術開発をスタートしました。技術屋としての強みを活かしたシステマチックな養殖技術の確立に取り組んでいます。
今のところはペット用の活き餌としてのみ販売をしています。
レオパ(レオパードゲッコー、ヒョウモントカゲモドキ)などの爬虫類に対して一般的に使用されており、自社でもレオパでの飼育実績があります。
人間の食用としては現在鋭意開発中です。乾燥させて粉末にすれば環境にやさしく高タンパクの食品原料として利用することができます。乾燥品は丸ごと食べれば、サクサクとした食感とナッツのような香ばしい風味がするスナックとして楽しめます。皮が軟らかい幼虫はボイルや炒め物にもよく合います。弾ける食感と濃厚なうまみは、料理の幅を大きく広げる食材です。