ニジマスと鶏

まだまだ暑い日が続きますが、夕方は少し涼しくなってきたようで、公園は風が吹いて気持ちがいいです。一昨日はエアコンつけないで寝れました。

5月からニジマスと鶏を飼育しています。生きたミズアブ幼虫の給餌実験が目的です。ニジマスの4-5cmに稚魚から開始しました。初期はニジマス用の人工飼料を使っていたのですが、1か月くらいでミズアブ幼虫100%給餌に切り替えることができました。ニジマスはDHAとEPAをα-リノレン酸から合成できます。一方で生産しているミズアブ幼虫の脂肪酸分析の結果からα-リノレン酸を含んでいることが確認できています。このことから100%活きミズアブ給餌でも飼育可能ではないかと判断し、実際にやってみました。結果は順調で、むしろミズアブ100%に切り替えてからの方が成長が良くなった印象です(定量的なデータはありませんが)。大きいものだと15cmを越えてそうでした、、、が、最近大きな問題が発生しました。とうとうサギに見つかってしまいました。1週間程度でほぼ食べつくされました。100%活きミズアブ給餌でニジマスが成長するかどうかという当初の目的は達成され、次はどうしようと考えていた矢先にサギによって実験が強制終了となりました。多くの収穫を得た3か月でした。写真のニジマスは1か月以上前に唯一へい死が確認されたものです。

次は鶏の話です。当初はチャボを買おうと思っていたのですが、業者さんとのお付き合いもあり、採卵鶏としてメジャーなボリスブラウンを導入しました。ほぼ同時スタートでニジマスと鶏を飼育し始めたのですが、驚くほどの成長スピードの違いを体感しています。鶏については書きたいことが山ほどあるので、またの機会に。