先日テストデータとしてアップした腸内細菌の家族間比較のデータを利用してプレゼン資料を作っていたところ、一つ興味深いデータがありました。
最近テレビでも数回取り上げられている海藻を分解するBacteroides plebeiusという細菌に関してです。
詳しくはこちらのサイトで
http://jcm.brc.riken.jp/ja/mailnews/mailnews2010/mn20100430
母には4条件全てで1%前後検出されましたが、父と子供では検出されませんでした。
各サンプル約8万データ得られており、そのうち数百データ程度がBacteroides plebeiusとなりました。
高解像度な次世代シーケンス解析ならではの結果ですね。
ちなみに子供に関しては以前予備実験をしていたので、そのデータもチェックしたところやはり検出されていませんでした。
子供には3歳年上のお兄ちゃんがいるので、近々お兄ちゃんも調べてみます。