生物技研は町工場です。

普段はテレビドラマはほとんど見ないのですが、たまたま先々週くらいから始まったNHKの「マチ工場のオンナ」という番組を久しぶりにみています。

弊社は次世代シーケンサーを使って楽しい仕事がしたいということで独立しました。そうは言ってもパートさんも含めて12名の零細企業であり、(バイオベンチャーではありません)現実は厳しいです。ドラマの題材である町工場と同じく、納期が短い仕事や要望が複雑な仕事等、他のメーカーがあまり手を出さない仕事を積極的に受注してなんとか生き残っております。ドラマを見ていると資金繰りなどの経営面も含めて共感する部分があります。他メーカーが手を出さない≒利益率が低いという側面があります。弊社は一部の業務(HiSeqX等でのシーケンスデータ取得)を除いて基本的に全て社内で行っています。社内で行っているので、最初は利益率が低くても自社の努力で利益率が改善できます。また、そもそも難しい仕事をこなすこと自体がよい修行になるので、特段技術開発をしなくても技術力が上がります(当然技術開発は行っていますが)。

ということで、生物技研はバイオ業界の町工場として可能な限りお客様のご要望にお応えしていきます。