アメリカミズアブは何次産業か?

今年は例年より季節が前倒しですね。週末に近くの桜山にMTBで行ってきたのですが、すでに新緑が始まっていました。毎年生きててよかったと感じるタイミングでもあります。

本業の遺伝子解析はおかげさまで年度末繁忙期を無事に超えることができたので、久しぶりにアメリカミズアブの話です。海外でアメリカミズアブ事業が盛んに取り組まれているのは、餌として食品廃棄物を利用することができるからです。簡単いうとコストをかけて焼却処分していた食品廃棄物を幼虫という付加価値物に変換することができるからです。昆虫の生産という観点からは一次産業といえます。廃棄物処理という観点からは三次産業といえます。まだまだテストのレベルですが、実際にやっている者としては質の良いミズアブを効率的に生産するということに注力しているので現場的には一次産業という側面が強いです(日本における中長期的な社会的意義としては廃棄物処理という役割が大きいと思っています)。

いやぁ、一次産業単独では儲かる気が全然しません。弊社の主要業務である遺伝子解析サービスと比べると正直常に撤退という言葉が脳裏をよぎっております。そこで教科書的に六次化産業を目指した方が良いのではないかと思い、食品の開発を進めることにしました。弊社は食品開発なんてしたことないので、昆虫食のパイオニア的存在であるTAKEOさんに協力してもらうことにしました。エコラーバのwebサイトも今後は昆虫食についての情報も発信していきたいと思っています。第一弾としてミズアブ入りナッツバーを製品化する予定です。エコラーバのwebサイトも更新しました。トップ画像右上のやつがミズアブ入りナッツバーの試作品です→味はほぼ普通のナッツバーです。最近は製品化のためにほぼ毎日プロテインバーかナッツバーを食べています。

エコラーバwebサイト

写真は相模灘ブランドで知られる地元の酒蔵久保田酒造(弊社から車で5分ほど)の搾りたての生酒とその酒粕で飼育したミズアブです。さっと茹でたミズアブも美味しいですが、酒粕をそのまま焼いて食べたほうがミズアブよりも美味しいという悲しい事実も存在します。