マメ知識

MiSeq i100 Plus・NextSeq1000・MiSeq(イルミナ社)の比較

得られる生物叢のデータに差がでるのか?

2026年5月

このたび弊社は、2024年のNextSeq1000導入に続き、MiSeq i100 Plusを導入いたしました。
アンプリコンシーケンス解析・環境DNA解析・野生生物の食性解析・生物種の同定など、300 bp×2の解析については、2026年5月よりMiSeq i100 Plus、NextSeq1000、MiSeqの3機種体制となります(相乗りの場合、ご指定はできません)。

シーケンサー ラン試薬
MiSeq i100 Plusシステム MiSeq i100 Plus 50M Reagent Kit (600 Cycles)
NextSeq 1000システム NextSeq 1000/2000 P1 XLEAP-SBS Reagent kit (600 Cycles)
MiSeqシステム MiSeq Reagent Kit v3

なお、MiSeqについては、2030年頃には試薬の供給終了と聞いておりますので、時期をみて終了となる見込みです。

●MiSeq i100 Plusとは?
MiSeq i100 PlusはNextSeq1000と同様X-LEAPというIllumina社の新しいケミストリーを使用しています。これにより、従来のMiSeqで確認されていたリード後半のクオリティー低下がなくなり、クオリティーが大幅に向上しています。

●生物叢データへの影響は?
Illumina社より、MiSeq i100 PlusとMiSeqの比較データが発表されています。
得られる生物叢のデータに統計的に有意差がないことが確認できます。
High-accuracy nextgeneration sequencing with the MiSeq i100 Series/Data comparison to the MiSeq System across key MiSeq i100 Series applications

また、弊社においても、MiSeq i100 PlusとMiSeq、NextSeq1000の3機種の比較テストを行い、得られる生物叢のデータに統計的に有意な差がないことを確認いたしました(以下β多様性の結果です)。

①16S rRNA V3/V4

MiSeq i100 Plus MiSeq NextSeq1000

18S rRNA:1422f-1642r

MiSeq i100 Plus MiSeq NextSeq1000

ITS1:ITS1F_KYO1 – ITS2_KYO2  ※プロットが密集していたため、5サンプルのみ表示しました
MiSeq i100 Plus MiSeq NextSeq1000

 

MiSeq i100 Plusは、500 bp×2の解析も可能なシーケンサーです。
これまでの300 bp×2の解析で活躍するだけでなく、より長い解析が可能になりますので、今後のサービス展開をお楽しみにしてください♪

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