生物技研BSFプロジェクトについて

弊社はこれまで遺伝子解析専業(いや、ちょっとwebや広告のデザインも、いや、直近では小型の装置開発も)でしたが、実は一年くらい前から新規事業の準備を進めておりました。

「アメリカミズアブ」という昆虫です。

この4月からは国の研究機関である農研機構と共同研究も開始しました。約一年でかなりいろいろなことを経験できたので、まずはその内容を整理してお伝えしていこうと思っています。アメリカミズアブについての一般的な情報については、「アメリカミズアブ」の他、「Black Soldier Fly」、「BSF」、「フェニックスワーム」等のワードで検索すればいくらでも情報がでてくるので、それでお願いします。

そもそも何で昆虫なんだっていうことなんですが、もう7-8年以上前になるでしょうか?ニュースでFAOが将来的には昆虫をたんぱく源として利用する時代が来るという内容を発表しており、そこから昆虫(ビジネス)に興味を持ち始めました。アメリカミズアブのビジネス化については2-3年くらい前に知りました。そしてご縁もあってアメリカミズアブのビジネス化を目指すべく、約一年前から準備を開始しました。

去年の年末のブログでトカゲやカエル、フクロウを飼い始めたという内容がありましたが、実はアメリカミズアブの生き餌としての性能評価が飼育の主な目的です。写真のレオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は去年の年末に藤沢で開催されたエキゾチックレプタイルエキスポで購入したものです。体長10cmくらいだったのですが、8月くらいまでアメリカミズアブのみを餌として飼育しました。その後は成長ステージが理由なのか、さすがにアメリカミズアブだけでは飽きたのか、食べなくなった時があったので、今は冷凍コオロギもあげています。

順調に成長して体長20cmを越えました。

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