●プライマー配列（5’→3’）/アンプリコンシーケンス解析（illumina MiSeq）用
1st_ITS1-F_KYO1：
ACACTCTTTCCCTACACGACGCTCTTCCGATCT-NNNNN–CTHGGTCATTTAGAGGAASTAA
1st_ITS2_KYO2：
GTGACTGGAGTTCAGACGTGTGCTCTTCCGATCT-NNNNN–TTYRCTRCGTTCTTCATC

細字：アダプター配列（2nd PCR用のプライマーとの相同部分）
赤字 N：シーケンス解析時における品質向上を目的として、0-5塩基の異なる長さのランダム配列が挿入された混合プライマーです
太字：ITS との相同配列

●参考文献
Toju H. et al., (2012) PLoS One, 7: e40863.

●1stPCR後の増幅長
ITS領域は生物種により長さが異なるため、複数の長さの増幅産物が得られる可能性があります。

1stPCRの反応組成と反応条件例

以下は、 PCR 酵素に KOD FX Neo [TOYOBO]を使用した例です。
他の PCR 酵素を使用する場合は、そのPCR酵素推奨の反応組成・反応条件で調製してください。