現在のアンプリコンシーケンス解析はリード数による各生物種の相対割合の情報を得ることができますが、DNA量(コピー数)の計算はできません。つまり定量的な解析ではないです。定量的な解析は皆様が待ち望んでいるという認識であり、1年ほど準備をしてきました。ようやく準備が整いつつあるので、最後のブラッシュアップ作業とサービスのPRにご協力していただこうと考えております。そこでモニターを募集することにしました。
一番ご利用が多いと考えている16S rRNAをターゲットとした細菌叢解析について定量解析を無償で行い、その結果の一部を弊社の販売促進に利用させていただくというものです。
解析の原理としては産業技術総合研究所が開発した標準物質(ベクター)をサンプルにスパイクインして検量線を作成→DNAコピー数を算出するというものです。
マイクロバイオーム解析の精度管理のための人工核酸標準物質を開発
弊社は産業技術総合研究所とライセンス契約をしております。
採用数は3-5を考えております。選定方法はメールや直接打ち合わせさせていたただいた結果、弊社の主観で決定させていただきます。今月25日から東京農業大学で開催される農芸化学会に出展させていただくので、当日ブースで本件について打ち合わせさせていただくことも可能です。開発元の産業技術総合研究所の関口様も27日にマイクロバイオームのシンポジウムに参加するようです。
弊社としては微生物叢の解析を皮切りに、全ての生物相解析を定量化したいと考えております。是非ともご協力お願いいたします。