DNA はあらゆる生物(ウィルスや微生物からヒトまで)に存在する遺伝情報です。つまり生物の設計図です。
この DNA の配列を決定(解析)するのが DNA 解析です。
遺伝子解析
知る道具としてDNA解析を身近なものに
サンガー法と次世代シーケンス
現在広く普及している DNA 解析方法は「サンガー法」という基本技術を用いており、数年前までの約 20 年間はこの方法のみでした。しかし、ここ数年で新しい方法が次々と開発され、サンガー法(第一世代)に対して、次世代シーケンス解析と呼ばれるようになりました。
次世代シーケンスは、サンガー法と比べて、得られるDNA 配列データが圧倒的に多く、スピーディに研究を進めることができます。
<サンガー法と次世代シーケンスの比較表>
サンガー法 | 次世代シーケンス | |
---|---|---|
データ量 例)ヒトの全てのDNA配列決定 |
少 10年 |
多 1週間程度 |
1runあたりのコスト | 低 例)30,000円 |
高 例)300,000円 |
サンプル数が少ない、または決定したい配列が限られている場合は、サンガー法でも十分な情報が得られます。
研究内容にあった解析方法をご提案させていただきます。