発泡スチロールでサンプルを送付するときに、宅配業者さんから「発泡スチロールは外からの冷気を通さないため、冷凍便発送しても意味がないですよ」と、常温便を勧められることがあるようです。
そこで、冷凍条件下(-20℃)と室温条件下(20-25℃)でドライアイスの気化速度に違いがでるかをテストしました。
冷凍条件下と室温条件下ではこんなに差がでました。
-80℃のドライアイスと20℃の外気では100℃の差があり、2~3cmの厚みの発泡スチロールでは断熱しきれず、ドライアイスがどんどん気化してしまいます。外気はできるだけ低いほうが望ましく、-20℃の冷凍温度帯での輸送が望ましいです。