マメ知識

イルミナ社シーケンサー用indexの仕様変更(2024年8月下旬~)

インデックスホッピングによる誤振り分けが起こりにくくなります

イルミナのライブラリー構造

2024年8月下旬のNextSeq1000稼働と同時に、イルミナ社シーケンサー用のindexの仕様を以下の通り変更しました。仕様変更により、インデックスホッピングによる誤振り分けが起こりにくくなります。

旧仕様のindexが付加されたライブラリーは受入れができなくなりましたので、何卒ご了承ください。

変更点:
①CDI (Combination Dual Index) からUDI (Unique Dual Index)に変更(下記図参照)
②indexの塩基数を8塩基から10塩基に変更
③ミスマッチの許容(※1)を0から1に変更

※1 ミスマッチの許容とは、サンプルを識別するためのインデックス配列間で、どれだけの塩基の不一致を許容するかを指します。例えばミスマッチの許容が1であればindex中に1つの読み間違いがあったとしても正しく振り分けが出来ることを示しています。

図)CDIとUDIの違い

UDI(unique dual index)とは

参考)https://jp.illumina.com/landing/technicals/ts-tips-udi-for-index-hopping.html

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