PacBio Sequel IIを利用したロングアンプリコン解析のサービス変更(良くなります)

2月1日からPacBio Sequel IIを利用したロングアンプリコン解析のサービスを変更します。

理由はバクテリアの解析に利用しているShoreline Biome社のキットが販売中止になったからです。

輸入元のトミーデジタル社の案内ページ。

弊社にキットの在庫自体はそこそこあるのですが、Athenaという解析に利用する独自のデータベースの利用も3月末で終了となってしまうことから、受託解析としてお受けするのは1月31日までとさせていただくことにしました。

16S rRNA全長解析(これまでComplete V1-V9)については新しいサービスをご用意しました。MIrRORという解析プラットフォームを利用したサービスです。データベースもしっかりしており、NITE(製品評価機構)のcell mockを利用した比較検討ではComplete V1-V9よりも良い結果を得ています。

MIrRORのwebサイト

円安で値上がりした輸入品の市販キットを使う必要が無くなったので価格も下げます→5万円/1サンプルにします。

以下の二つの解析については現在準備を進めており、4月にサービス開始する予定です。

(1)Strain ID(バクテリアの株レベルの解析)の代替サービス

(2)真菌の解析→5.8Sを含んだITS1とITS2両方とも解析対象とします

来年度はロングアンプリコンの解析を多くの方に使っていただけるように技術開発を進めておりますので、乞うご期待!!

遺伝子解析サービスについて

DDBJへの登録について

新しい試み