味噌をもう少ししっかり解析してみました。

同じ種類(米味噌とか豆味噌とか)でも微生物(バクテリア)の菌相が異なるケースがありました。

味噌や醤油、お酒は麹菌(Aspergillus oryzae)というカビの仲間が原材料を利用して発酵を行い、様々な風味を作りだしています。

今回もカビの仲間のデータを取得しており、全ての味噌でAspergillus oryzaeが90%以上を占めていることを確認しています。

(面白くはないのでデータは出していません)

しかしながら、風味を作り出しているのは麹菌だけではなく、醸造環境中の微生物(バクテリア)も関わっているのではないかと考えられています。

同じ製造方法で作っても蔵によって味が違うということの理由の一つだと思います。

欧米ではワインやチーズで積極的に微生物を調べるという動きがあるようです。

なんでもかんでもアンプリコンシーケンスとは?

弊社の次世代シーケンス解析サービスの主力商品であるアンプリコンシーケンス解析はリーズナブルかつ非常に強力なツールです。

簡単に言うと、どんな物であってもその中に入っているDNAを決定し、どのような生物が入っているのかを明らかにできます。 こんなことは他の技術ではできません。

弊社ではアンプリコンシーケンスの素晴らしさを知っていただくために、いろんな物をアンプリコンシーケンスして、 その結果をwebで公開していきます。

真面目な実験技術に関する内容もありますが、遊びネタもあります。某テレビ局のホ●マでっかTVくらいに受け止めていただけたら幸いです。

遺伝子解析サービスについて

BSL2サンプルの受け入れについて

DDBJへの登録について

新しい試み