新サービス

「ネットワーク解析」で微生物間の相互作用を解析する

菌叢データから仲良しグループが見えてくる

多サンプルのデータから、相互作用のある生物種グループを見つけるのに有効な解析です。
まず、アンプリコンシーケンス解析でQiime解析を行います。得られたASVテーブルに対し、SpiecEasi (MB法) を使用して、ネットワーク解析を行います。

どんな解析相互作用のある・なしはどうやって判断するの?

簡単な例で説明します。
以下は、A~Hサンプルの細菌叢を調べた結果です。細菌1~4について、リードが検出されたら●、検出されなかったら〇としました。
ネットワーク解析説明
細菌1が存在するとき、細菌4も出現するので、
この2種は相互作用していると判断され、線で結ばれます。
一方で、細菌1が存在するとき、細菌2は出現しないので、
この種たちは相互作用してないと判断されます。

このように相互作用している細菌を線でつないでいくのが、ネットワーク解析です。

数サンプルだけでは、ネットワーク解析はできません。
経験上、最低8サンプル以上は必要です。

 

各スポットが、それぞれASV配列から推測された生物種を示しています。
スポット同士が線で結ばれていると、その両種間で相互作用しあっている可能性を示しています。

線がすごい結ばれている菌(群)が、その環境でコアになっていると考察できます。
また、環境の違いによって、どのように生物間相互作用が異なるのか、ということも解析できます。

ネットワーク解析

納品デモデータをご覧いただけます

 

ネットワーク解析 の価格と納期

価格(税別) 50,000円
追加納期 なし

 

遺伝子解析サービスについて

DDBJへの登録について

新しい試み